現在、大手携帯キャリアを利用している方の中には、
と思っている方もいるのではないでしょうか。
確かに、格安SIMであるワイモバイルや楽天モバイルに乗り換えると月額料金は安くなりますが、ワイモバイルと楽天モバイルではプラン内容や通信速度などが異なります。
そこで今回は、ワイモバイルと楽天モバイルの比較について解説していきます。
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Contents
ワイモバイルと楽天モバイルを比較
ワイモバイルと楽天モバイルの比較を紹介していきますが、今回は
- ワイモバイル:スマホプラン
- 楽天モバイル:スーパーホーダイ
上記の料金プランで比較をしてみました。
ワイモバイルと楽天モバイルの月額料金を比較
大手携帯キャリアから、格安SIMに乗り換えるにあたって一番気になることと言えば、月額料金はいくらなのかということだと思いますが、ワイモバイルと楽天モバイルの月額料金は下記のようになります。
ワイモバイル・スマホプランの月額料金 | |||
プラン | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
※ワンキュッパ割適用時
楽天モバイル・スーパーホーダイの月額料金 | |||
プラン | プランS | プランM | プランL |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
※楽天会員割適用時
上記の通り、ワイモバイルのスマホプランと、楽天モバイルのスーパーホーダイの月額料金はまったく同じで差はありません。
また、楽天モバイルには「ダイヤモンド会員割」という1年間月額料金が500円安くなる割引がありますが、ダイヤモンド会員になるにはいくつかの条件をクリアしないといけないため、今回は加味しませんでした。
契約2年目以降の月額料金に関しても、ワイモバイルも楽天モバイルも契約2年目以降は、月額1,000円割引が終了するため、2年目以降の月額料金も変化はなく同じとなっています。
ワイモバイルと楽天モバイルのプラン内容を比較
続いて、ワイモバイルのスマホプランと楽天モバイルのスーパーホーダイのプラン内容について比較していきます。
プラン内容の比較では、
- ワイモバイル:スマホプランS
- スーパーホーダイ:プランS
上記のプランで比較をしてみました。
スマホプランS | スーパーホーダイプランS | |
月額料金 | 1,980円(※1) | 1,980円(※2) |
データ容量 | 2GB(※3) | 2GB |
かけ放題 | 1回10分以内の国内通話無料 | 1回5分以内の国内通話無料(※4) |
※1:ワンキュッパ割適用時
※2:楽天会員割適用時
※3:データ容量2倍オプション無料キャンペーン適用時
※4:楽天でんわアプリ使用時
ワイモバイルのスマホプランSと、楽天モバイルのスーパーホーダイプランSは、それぞれ一番月額料金が安い料金プランで月額料金や高速データ通信容量も同じとなっており、
- スマホプランMとスーパーホーダイプランM
- スマホプランLとスーパーホーダイプランL
を比較しても、それぞれ月額料金と高速データ通信容量に違いは見られません。
では、ワイモバイルも楽天モバイルもまったく同じなのかというとそうではなく、ワイモバイルと楽天モバイルのプラン内容を見るとかけ放題に違いがみられます。
ワイモバイルと楽天モバイルどちらの料金プランにも、通話定額サービス(かけ放題)が含まれていますが、
- ワイモバイル:1回10分間
- 楽天モバイル:1回5分間
と無料通話ができる時間が異なります。
また、ワイモバイルの場合は普通に電話をかければかけ放題が適用されるのに対し、楽天モバイルの場合「楽天でんわアプリ」というアプリを使用して発信しないと、かけ放題が適用されず通話無料にはならないという違いもあります。
かけ放題に関しては、ワイモバイルの場合は「スーパーだれとでも定額」という通話が完全にかけ放題になるオプションサービスが用意されていますが、楽天モバイルには完全かけ放題オプションがないというところも異なる点となっています。
関連記事:ワイモバイルのスーパーだれとでも定額の詳細と申し込み方
ワイモバイルと楽天モバイルの取り扱い端末を比較
ワイモバイルでも楽天モバイルでも、端末のセット販売を行っているので、乗り換えの際には契約と同時にスマホを購入することが可能です。
また、ワイモバイルも楽天モバイルも人気のスマホ「iPhone」を取り扱っているので、契約と同時にiPhoneを購入することもできます。
そこで、2018年5月現在、ワイモバイルと楽天モバイルそれぞれで取り扱っているiPhoneを比較してみました。
ワイモバイルで購入できるiPhone | |||
本体容量 | 備考 | ||
iPhone SE | 32GB | 128GB | 国内製のiPhone |
iPhone 6s | 32GB | 128GB | 国内製のiPhone |
楽天モバイルで購入できるiPhone | |||
本体容量 | 備考 | ||
iPhone SE | 16GB | 64GB | 海外販売モデル |
iPhone 6s Plus | 64GB | 128GB | メーカー認定整備済iPhone |
上記が、ワイモバイルと楽天モバイルで販売されているiPhoneの比較ですが、
と思われた方もいるのではないでしょうか。
メーカー認定整備済iPhoneとは、簡単に説明すると初期不良などで返品されたiPhoneを、Appleの厳しい品質基準を満たし再整備された新古のiPhoneになります。
また、メーカー認定整備済みiPhoneは海外で販売されているiPhoneになるので、インストールされているアプリや仕様などが国内製のiPhoneと異なる場合もあるようです。
つまり、ワイモバイルでは国内製のiPhoneが購入できるのに対し、楽天モバイルでは国内製のiPhoneは購入できないということになります。
ワイモバイルと楽天モバイルの通信速度を比較
ワイモバイルと楽天モバイルは格安SIMに分類され、同じ仲間のように思われている方もいるかもしれませんが、厳密には少し異なります。
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドなので通信回線はソフトバンクのものを使用していますが、楽天モバイルは自社で通信設備を持たない「MVNO」なので、ドコモの回線を借りてサービスを提供しています。
そのため、ワイモバイルの場合ソフトバンクの回線を使用しているので通信速度は安定していますが、ドコモの回線を借りてサービスを提供している楽天モバイルの場合、お昼休みや駅など人が多く集まる場所や時間帯では、借りている回線容量に対しスマホを使用する人が多いため、通信速度が遅くなることもあるようです。
また、通信速度に関する口コミを見てみると
と、通信速度を理由にワイモバイルに乗り換えをしたという方もいました。
ワイモバイルと楽天モバイルならワイモバイルがおすすめ
ここまで、ワイモバイルと楽天モバイルを比較してきましたが、
- かけ放題の時間が長い
- 完全に電話をかけ放題にできる
- 国内製のiPhoneを購入できる
- 通信速度が安定している
上記のことを考えると、ワイモバイルと楽天モバイルどちらに乗り換えたらいいのか迷っている方は、ワイモバイルへの乗り換えをおすすめします。
ワイモバイルと楽天モバイルを比較・まとめ
- ワイモバイルも楽天モバイルも月額料金は同じ
- 楽天モバイルよりもワイモバイルのほうがかけ放題の時間が長い
- ワイモバイルで購入できるiPhoneは国内製
- 楽天モバイルで購入できるiPhoneは海外モデル
- ワイモバイルのほうが通信速度は安定している
- 楽天モバイルは場所や時間で低速になることもある
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