ドコモとワイモバイルの比較が知りたい。
と、調べている方もいるのではないでしょうか。
ドコモとワイモバイルには、月額料金だけでなくサービス面でも違いがあるので、ドコモからワイモバイルへ乗り換えを検討している方は、そういった違いも理解しておいたほうがいいでしょう。
そこで今回は、
- 通信速度はどうなるのか
- 契約期間に違いはあるのか
- 月額料金はどれくらい差があるのか
など、ドコモとワイモバイルの比較について解説していきます。
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ドコモとワイモバイルを7項目で比較
ドコモとワイモバイルを比較すると、下記のような違いがあります。
ドコモ | ワイモバイル | |
通信速度 | 安定した速度 | |
契約期間 | なし ※契約期間なしのプランの場合 | なし |
月額料金 | 高い | 安い |
メールアドレス | @docomo.ne.jp | @ymobile.ne.jp |
キャリア決済 | ドコモ払い | ワイモバイルまとめて支払い |
アプリ | 違いなし | |
店舗 | どちらも店舗あり |
詳しくは、下記より解説していきます。
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ドコモとワイモバイルの通信速度を比較
通信速度は、ドコモもワイモバイルも大きな違いはない。
ワイモバイルはソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した速度で快適に利用できます。
引用元:
ワイモバイル
ワイモバイルは、他社から回線を借りてサービスを提供している格安SIMではありません。
ワイモバイルは、ソフトバンクと回線を共有しているため通信速度もソフトバンクと同等程度なので、通信速度を比較するとドコモもワイモバイルも大きな違いはないと考えられます。
そのため、ドコモからソフトバンクに乗り換えたからと言って、通信速度が遅くて困るということはないでしょう。
ドコモとワイモバイルの契約期間を比較
ドコモ※もワイモバイルも契約期間なし。
※契約期間なしのプラン利用の場合
ドコモでは、契約期間なしのプランがありますが、ワイモバイルにも契約期間なしのプランがあります。
ワイモバイルでは、2019年10月1日より契約期間がない料金プラン「スマホベーシックプラン」が利用できるようになっており、現在はスマホベーシックプランが主流となっています。
そのため、ドコモとワイモバイルを契約期間で比較すると、どちらも契約期間なしのプランが利用できるので違いはありません。
ドコモとワイモバイルの月額料金を比較
ドコモは月額料金が割高で、ワイモバイルは月額料金が安い。
ドコモとワイモバイルの月額料金を比較すると、大きな違いがあります。
そこで、どれくらい違いがあるのか、ドコモとワイモバイルの月額料金を比較してみました。
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一番安い料金プランで比較
ドコモとワイモバイルの一番安いプランを比較すると、下記のようになります。
ドコモ | ワイモバイル | |
料金プラン | ギガライト (定期契約なし) | スマホベーシックプランS |
月額料金 | 3,150円 | 2,680円 |
データ容量 | ~1GB | 4GB※1 |
通話定額 | 未加入 通話料:30秒につき20円 | プランに内包 1回10分以内の国内通話無料 |
割引 | -170円 (dカードお支払割) | -700円×6ヶ月 (新規割) |
1年間の料金 | 35,760円 | 27,960円 |
※1:データ増量無料キャンペーン2適用時
※税抜
一番安いプランの場合、ワイモバイルはドコモよりデータ容量が多いものの、月額料金はドコモより安いということがわかります。
プラン内容が近い料金プランで比較
ドコモとワイモバイルを、できるだけプラン内容が近いもので比較すると下記のようになります。
ドコモ | ワイモバイル | |
料金プラン | ギガライト (定期契約なし) | スマホベーシックプランS |
月額料金 | 5,150円 | 2,680円 |
データ容量 | ~5GB | 4GB※1 |
通話定額 | 700円(5分通話無料オプション) 1回5分以内の国内通話無料 | プランに内包 1回10分以内の国内通話無料 |
割引 | -170円 (dカードお支払割) | -700円×6ヶ月 (新規割) |
1年間の料金 | 68,160円 | 27,960円 |
※1:データ増量無料キャンペーン2適用時
※税抜
ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」は、1回10分以内の国内通話無料の通話定額がついて「月額1,980円(新規割適用時)」で利用できます。
しかし、ドコモのギガライトの場合、通話定額は有料オプションなので利用するとなると通話定額の月額料金が発生するようになります。
そのため、ギガライトの月額料金に加えて通話定額の料金を合わせると、「月額5,680円(dカードお支払割適用時)」になります。
料金プランの月額料金だけを見ても、ワイモバイルのほうが断然安価ですが、ワイモバイルの料金プランは通話定額がセットになっているため、ドコモよりもワイモバイルのほうが安くてお得だということがわかるかと思います。
一番データ容量が多い料金プランで比較
ドコモとワイモバイルを、一番データ容量が多い料金プランで比較すると下記のようになります。
ドコモ | ワイモバイル | |
料金プラン | ギガホ | スマホベーシックプランR |
月額料金 | 7,150円 | 4,680円 |
データ容量 | 30GB | 17GB※1 |
通話定額 | 700円(5分通話無料オプション) 1回5分以内の国内通話無料 | プランに内包 1回10分以内の国内通話無料 |
割引 | -170円 (dカードお支払割) | -700円×6ヶ月 (新規割) |
1年間の料金 | 92,160円 | 51,960円 |
※1:データ増量無料キャンペーン2適用時
※税抜
ドコモの場合、大容量プランのギガホが一番データ容量が多いプランですが、ワイモバイルには大容量プランが存在しません。
そのため、一番データ容量が多いプランと言っても内容がかなり違うため比較はできませんが、月額料金だけを見るとワイモバイルのほうが安いプランとなっています。
3タイプの料金プランの比較を解説しましたが、どの場合も月額料金だけを見るとワイモバイルが圧倒的に安いということがわかるかと思います。
ドコモとワイモバイルのメールアドレスを比較
ドコモとワイモバイルでは、使用できるメールアドレスが異なる。
ドコモを利用中は、「@docomo.ne.jp」というメールアドレス(キャリアメール)が利用できます。
「@docomo.ne.jp」というメールアドレスはドコモのキャリアメールなので、ドコモと契約している場合のみしか利用することができません。
つまり、ドコモからワイモバイルに乗り換えると、「@docomo.ne.jp」というメールアドレスは使えなくなります。
ですが、ワイモバイルにもキャリアメールがあり「@ymobile.ne.jp」というメールアドレスが使えるので、ドコモからワイモバイルに乗り換えたからと言ってメールが利用できなくなるわけではありません。
ドコモからワイモバイルに乗り換えるとメールアドレスが変わるので、メールでやりとりをしている相手がいるのであれば、ワイモバイルに乗り換えたらメールアドレスが変わったという旨を連絡しないと、相手からメールが届かなくなるのでその点にはご注意ください。
ドコモとワイモバイルのキャリア決済を比較
ドコモもワイモバイルも、キャリア決済が利用できる。
ドコモでは、「ドコモ払い」というキャリア決済が利用できます。
ドコモ払いは、ドコモと契約中のみ利用できるサービスなので、ドコモからワイモバイルに乗り換えるとドコモ払いは利用できなくなります。
ですが、ワイモバイルにもキャリア決済があり、ワイモバイルでは「ワイモバイルまとめて支払い」というキャリア決済が利用できます。
ドコモとワイモバイルの使用できるアプリを比較
ドコモで使用できるアプリは、ワイモバイルでも使用可能。
携帯電話会社を変えるにあたってアプリは関係ないので、ドコモで遊んでいたゲームやSNSなどのアプリはワイモバイルに乗り換えても使用することができます。
ただ、下記のように異なるOSのスマホを使用する場合には注意が必要です。
- ドコモで使っていたスマホ:Androidスマホ
- ワイモバイルで使うスマホ:iPhone
アプリには対応OSがあり、Android・iPhone両方に対応しているアプリもあれば、中にはAndroidのみ・iPhoneのみ利用できるアプリも存在します。
もし、どちらか片方のOSにしか対応していないアプリを利用している場合、上記のようにワイモバイルへ乗り換えるにあたって、今まで使用していたスマホとは違うOSのスマホを購入すると、アプリが利用できなくなる可能性も考えられるので、その点にはご注意ください。
ドコモとワイモバイルの店舗を比較
ドコモもワイモバイルも店舗がある。
ドコモは全国に店舗を展開しており、わからないことは店頭に行って店員さんに相談することができます。
では、ワイモバイルはどうなのかというと、ワイモバイルも全国に店舗を展開しているので、ドコモとワイモバイルを店舗の有無で比較すると違いはありません。
そのため、ワイモバイルを利用していてわからないことがある場合には、店頭に行って店員さんに相談することができるので、初めて格安SIMを利用する方も安心して利用できるかと思います。
ドコモとワイモバイルどちらがおすすめなのか
と、思っている方もいるかと思います。
ワイモバイルに乗り換えたほうがいいのか、ドコモのまま利用したほうがいいのか、結論から言うと下記のようになります。
- ワイモバイルへの乗り換えがおすすめの場合:月額料金を安くしたい方
- ドコモのままがおすすめの場合:大容量プランを利用したい方
月額料金を安くしたい方は、ドコモからワイモバイルへ乗り換えたほうがいいでしょう。
上記で、ドコモとワイモバイルの月額料金の比較を説明しましたが、月額料金で比較すると圧倒的にワイモバイルのほうが安いので、ワイモバイルへ乗り換えれば月々の携帯代を安く抑えることができます。
また、大容量プランが利用したい方は、ドコモのまま利用するほうがいいでしょう。
というのも、ワイモバイルにはドコモのギガホに匹敵する大容量プランが存在しないためです。
ワイモバイルでは、17GBまでのプランしかなく大容量プランを利用したい方には物足りない容量だと思うので、大容量プランを利用したい方はドコモのままのほうがいいでしょう。
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ドコモからワイモバイルへ乗り換えるには
ここまで、ドコモとワイモバイルの比較を説明してきましたが、
と、思っている方もいるかと思います。
ドコモからワイモバイルへは、下記の4ステップで簡単に乗り換えることができます。
- ワイモバイルで使用するスマホを決める
- MNP予約番号を取得する
- 乗り換え手続きを行う
- 回線切り替えを行う(回線切り替え他)
ドコモからワイモバイルへ乗り換える具体的な手順や、乗り換えには何が必要なのかについては、下記の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。
関連記事:ドコモからワイモバイルへ乗り換える(MNP)手順を解説
ドコモとワイモバイルの比較・まとめ
- ドコモとワイモバイルには様々な違いがある
- ドコモとワイモバイルの通信速度に大きな違いはない
- 月額料金はドコモのほうが高くワイモバイルのほうが安い
- 月額料金を安くしたいならワイモバイルへの乗り換えがおすすめ
- 大容量プランを使いたいならドコモのままがおすすめ
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