ワイモバイルのテザリングについて
テザリングとは

ワイモバイルのテザリングについて紹介していく前に、そもそもテザリングとはなんなのかについて説明していきたいと思います。
テザリングとは、スマホやタブレットをWi-Fiルーターのように利用できるサービスで、外出先でスマホやタブレットをアクセスポイント(親機)とすることで、パソコンやゲーム機等の端末をインターネットに接続できるようにする機能です。
簡単に言うと、テザリング機能を利用すればWi-Fi環境がない場所でも、パソコンやゲーム機をネットに接続することができるようになります(^^)
テザリングにかかる料金は?有料?

そんな便利なオプションサービス「テザリング」ですが、テザリングの利用は有料なんじゃないの?と、テザリングを利用するにあたっての月額料金が気になりますよね。
ドコモ・au・ソフトバンクといった大手携帯キャリアでテザリングを利用する場合には、申し込み手続きが必要であったり、20GBや30GBといった大容量のデータ定額プランを選択した場合、
- ドコモ:月額1,000円(2018年3月末まで無料)
- au:月額1,000円(2018年3月末まで無料)
- ソフトバンク:月額1,000円(2018年3月末まで無料)
といったように別途料金が発生します。
しかし、ワイモバイルではテザリングを利用するにあたって、料金は必要なく無料で利用することができます(^^)
また、ワイモバイルではテザリングを利用する際に、申し込み手続きなどをする必要もないので、誰でも気軽にテザリングを利用することができますよ(^^)
関連サイト:
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テザリングは無制限に利用できる?

ワイモバイルではテザリングを利用するにあたって、申し込み手続きは不要で月額料金はかからないということがわかりましたが、手軽に利用できるからとテザリングを利用し過ぎると、通信速度制限がかかってしまい通信速度が低速化してしまいます。
どういう事かというと、テザリング機能で子機(パソコンやゲーム機)をネットに接続して、ネットを使えば使うほど高速データ通信容量を消費するようになります。
例えば、料金プランをスマホプランSにしている方の場合、1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量は2GB(データ容量2倍キャンペーンデータ容量2倍オプション無料キャンペーン適用)となり、テザリングを利用するとこの高速データ通信容量が消費されていきます。
そのため、テザリングを利用して子機でYouTubeなどデータ消費が激しいコンテンツを閲覧・視聴していると、スマホではほとんど高速データ通信容量を使用していないのに、通信速度制限がかかり通信速度が低速化してしまうことも考えられます。
テザリングは無制限に利用できるというわけではなく、高速データ通信容量を消費しているということを頭に入れておく必要があります。
関連記事:LINEやYouTubeは使える?ワイモバイルの通信速度制限
関連記事:内容・選び方も!ワイモバイルのスマホプランを徹底解説
テザリングに適したプラン

上記でテザリングは高速データ通信容量を消費していると紹介しましたが、そのことを踏まえると、ワイモバイルでテザリングも利用したいという方は、高速データ通信容量が多いプランを選択したほうがいいでしょう。
例えば、ワイモバイルのスマホプランの場合、3つのプランが用意されていますが
スマホプランの高速データ通信容量
- スマホプランS:2GB
- スマホプランM:6GB
- スマホプランL:14GB
※データ容量2倍オプション無料キャンペーン適用時のデータ容量
このように、プランによって1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量も異なります。
テザリングも利用すると考えた時、スマホプランSやスマホプランMではデータ容量が心許ないので、スマホプランLを選択したほうがいいでしょう。
スマホプランLであれば、1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量が14GBと、スマホプランの中では1番データ容量が大きいので、ワイモバイルでテザリングも利用したいという方にはおすすめです(^^)
ただ、スマホプランLがワイモバイルのスマホプランの中で、1番データ容量が大きいプランと言っても、子機でYouTubeなどデータ容量の消費が激しいコンテンツを閲覧・視聴し続けると、いずれは高速データ通信容量が底をつき、通信速度制限がかかってしまうので、テザリングの利用は計画的に(^^)
関連サイト:
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ワイモバイルのテザリング対応機種について
ワイモバイルの端末ならテザリングできる

ワイモバイル新規契約・乗り換え(MNP転入)時に、ワイモバイルで端末を購入した方は、その端末がテザリングに対応してればテザリングを利用することができます。
また、テザリングが利用できるのはスマホだけでなく、ワイモバイルで購入したケータイでも機種によってはテザリングを利用することができますよ(^^)
他社のスマホはテザリングができない

ワイモバイルでは、新規契約・乗り換え(MNP転入)時に、端末を購入せずSIMカードのみで契約することもでき、その場合
- SIMロックを解除した他社のスマホ
- SIMフリー端末
上記どちらかが必要になります。
SIMロックを解除した他社のスマホ、またはSIMフリー端末をワイモバイルで使用する場合、ワイモバイル公式サイトの「他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する」のページの、「接続実績のある他社端末」の項目でワイモバイルで使用しようと思っている端末の動作確認がされているかどうかを確認する必要があります。
しかし、「接続実績のある他社端末」では、ワイモバイルのSIMを挿入して、
の接続性検証がとれた他社の端末が紹介されており、テザリングに関しては検証されておらず、動作保証できませんという記載があります。
そのため、SIMロックを解除した他社のスマホ、SIMフリー端末をワイモバイルで使用する場合には、テザリングができない可能性もあるので、テザリング機能はどうしても利用したいということであれば、ワイモバイル契約時に他社のスマホやSIMフリー端末を使用するのではなく、ワイモバイルで購入した端末を使用したほうが間違いありません。
関連サイト:ワイモバイル「他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する」
【追記】
ワイモバイルでは、SIMフリー版iPhoneのテザリングサービスの接続性検証を行ったようで、SIMフリー版iPhoneはテザリングが利用できるようになっています。
iPhoneでもテザリングできる?

ワイモバイルに申し込むにあたって、iPhoneでテザリングができるかどうか気になっている方もいるでしょう。
結論から言うと、iPhoneでもテザリングを利用することはできます。
しかし、テザリングができるiPhoneはワイモバイルで購入したiPhoneとSIMフリー版に限られるので、
SIMフリー iPhone 5SSIMフリー iPhone 6SIMフリー iPhone 6sSIMフリー iPhone 6s PlusSIMフリー iPhone 7SIMフリー iPhone 7 Plus
といったSIMフリー版iPhoneや、他社のiPhoneではテザリングを利用することができないので注意が必要です。
ちなみに、現在(2017年5月)ワイモバイルで購入できるiPhoneは、
上記2機種になるので、iPhoneでテザリングを利用したい方は、ワイモバイルで販売されている上記のiPhoneまたは、動作確認がされているSIMフリー版iPhoneを購入する必要があります。
【追記】
ワイモバイルでは、SIMフリー版iPhoneのテザリングサービスの接続性検証を行ったようで、SIMフリー版iPhoneはテザリングが利用できるようになっています。
関連記事:持ち込みもOK!ワイモバイルはSIMフリー版iPhoneも使える
ワイモバイルのテザリングのやり方・設定方法
iPhoneの場合

画像引用元:
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まず、iPhoneのホーム画面の「設定」をタップし、「設定」の中にある「インターネット共有」をタップします。
もし、「インターネット共有」が表示されていない場合、「モバイルデータ通信」をタップし「インターネット共有」をタップします。
「インターネット共有」の画面にある「”Wi-Fi”のパスワード」をタップします。

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「”Wi-Fi”のパスワード」の画面では、半角英数字8文字以上のパスワードを設定し「完了」をタップします。
次に、「インターネット共有」の画面でインターネット共有を「オン」にします。

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上記のポップアップが表示された場合、いずれかをタップします。

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最後に「インターネット共有」が「オン」になれば、iPhoneのテザリングの設定は完了です。

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あとは、子機(ネットに接続したいパソコンやゲーム機)に、
を設定すれば、子機をネットに接続することができます。
Android端末の場合

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ここからは、Android端末のテザリングのやり方・設定方法について紹介していきますが、下記で紹介するのはOSのバージョン「Android 7.0」の場合の設定方法になります。
Android端末のホーム画面で、ステータスバーを下にスライドさせます。

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画面右上の「設定」アイコンをタップします。

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「設定」の画面の「もっと見る」をタップし、「テザリングとポータブルアクセスポイント」をタップします。
次に「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」をタップします。

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続いて「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」では、ネットワーク名を確認します。
ネットワーク名を変更したい場合は、「ネットワーク名」をタップして、任意の名前を入力します。

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ネットワーク名の確認後、「セキュリティ」をタップして、「WPA2 PSK」をタップします。

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「パスワードを表示する」をタップします。
「パスワード」をタップして、半角英数字8桁以上のパスワードを入力します。

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「AP帯域幅を選択」で「2.4GHz」が選択されていることを確認し、「保存」をタップします。

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「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」をタップして、「オン」にします。

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Nexus5Xを使用している方のみ、利用規約が表示されたら「同意する」をタップします。(初回のみ)

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ステータスバーにアイコンが表示されれば、テザリング設定完了となります。
ワイモバイルのテザリングについて・まとめ
- テザリングはスマホやタブレットをWi-Fiルーターのように利用し、パソコンなどをネットに接続できるようにする機能
- ワイモバイルのテザリングは申し込み不要で料金は無料
- テザリングは無制限ではなく使いすぎると通信速度制限がかかる
- テザリングを利用する場合、データ容量の大きいプランがおすすめ
- ワイモバイルで購入したテザリングに対応した端末であればテザリングができる
- 他社のスマホ
・SIMフリー端末ではテザリングができない - ワイモバイルで購入したiPhone、またはSIMフリー版iPhoneであればテザリングができる
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