2020年4月8日より楽天回線を用いた携帯キャリアサービスが開始されたことにより、楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)は新規受付終了となりました。
楽天モバイルへの申し込みを検討している方の中には、
と気になっている方もいるようです。
楽天モバイルでは、基本的にはどのプランでもデータ(ギガ)の繰り越しは可能ですが、注意点も存在します。
そこで今回は、
- 楽天モバイルではいつまでデータ(ギガ)を繰り越すことができるのか
- プラン変更をした場合繰り越したデータ(ギガ)はどうなるのか
- 繰り越したデータ(ギガ)容量を確認する方法
- 楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しの注意点
など、楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しについて解説していきます。
Contents
結論:楽天モバイルではデータ(ギガ)繰り越しが可能
楽天モバイルでは、データ(ギガ)繰り越しができるかどうかについてですが、楽天モバイル公式サイトによると
2015年5月利用分より、余った高速通信容量を翌月に繰り越すことが可能となり、ご契約のプランの高速通信容量を効率的に利用することができるようになります。
引用元:楽天モバイル
と記載されています。
つまり、楽天モバイルでは2015年5月利用分より、使い切れなかった高速データ通信容量を翌月へ繰り越すことができるようになっているので、楽天モバイルではデータ(ギガ)繰り越しが可能です。
楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しは自動的に適用されるため、データ(ギガ)繰り越しを利用するにあたって、申し込み手続きなどは必要ありません。
また、楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しの詳細については、下記より解説していきます。
楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しについて
楽天モバイルで繰り越しできるデータ(ギガ)の上限
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルで繰り越しができるデータ(ギガ)容量の上限は、利用している料金プランの高速データ通信容量(GB)が上限となります。
楽天モバイルの料金プランには、それぞれ1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量(GB)が決められています。
例えば、楽天モバイルで「スーパーホーダイプランS」を利用している場合、1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量(GB)は「2GB」です。
つまり、スーパーホーダイプランSを利用している場合、繰り越しできるデータ(ギガ)容量の上限は「2GB」となります。
楽天モバイルでデータ(ギガ)繰り越しができるのは翌月まで
楽天モバイルではデータ(ギガ)繰り越しができますが、データ(ギガ)が繰り越せるのは翌月までと決まっており、楽天モバイル公式サイトにも
高速データ通信容量の繰り越しができるのは翌月までとなります。
引用元:楽天モバイル
と記載されています。
そのため、楽天モバイルではデータ(ギガ)繰り越しができますが、延々とデータ(ギガ)を繰り越せるわけではないという点には注意が必要です。
例えば、高速データ通信容量が「5GB」のプランを利用していて「4GB」消費した場合、
- 高速データ通信容量:5GB
- 消費データ容量:4GB
- 繰り越しデータ容量:1GB
上記のように、翌月に繰り越せるデータ(ギガ)容量は「1GB」となります。
翌月は、前月からの繰り越しデータ(ギガ)容量があるため、
- 高速データ通信容量:5GB
- 前月からの繰り越しデータ容量:1GB
- 使用できる高速データ通信容量:6GB
上記のように翌月の高速データ通信容量は「6GB」となりますが、前月からの繰り越しデータ(ギガ)容量「1GB」はこれ以上繰り越しできないので、翌月中に使用する必要があります。
繰り越したデータ(ギガ)から消費される
上記の通り、楽天モバイルでは余ったデータ(ギガ)は、翌月までしか繰り越すことができません。
そのため、中には
と、思っている方もいるかと思いますが、楽天モバイルでは下記の順番で高速データ通信容量(GB)が消費されるようになっています。
- 先月からの繰り越しデータ容量
- 利用している料金プランのデータ容量
- データチャージのデータ容量
上記を見てわかる通り、楽天モバイルではまず先月からの繰り越しデータ(ギガ)容量から消費されるようになっているため、繰り越しデータ(ギガ)容量が無駄になることはないのでご安心を。
繰り越したデータ(ギガ)容量はプラン変更しても消失しない
楽天モバイルを利用していて、プラン変更を行うこともあるかと思いますが、
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
この件に関して、楽天モバイル公式サイトによると
前月から繰り越した通信量は、プラン変更をされても消失いたしません。
引用元:楽天モバイル
と記載されています。
つまり、楽天モバイルではプラン変更をしても、繰り越しデータ(ギガ)容量は消失することはありません。
楽天モバイルで繰り越したデータ(ギガ)を確認する方法
楽天モバイルを利用していて、繰り越しデータ(ギガ)容量を確認したいという場合には、
- メンバーズステーション
- 楽天モバイルSIMアプリ
上記より確認することができます。
メンバーズステーションから繰り越しデータ(ギガ)容量を確認する方法
画像引用元:楽天モバイル
メンバーズステーションから、繰り越しデータ(ギガ)を確認するには、まずメンバーズステーションにログインする必要があります。
画像引用元:楽天モバイル
メンバーズステーションにログインできたら、「データチャージ」の「お申し込みへ」をタップします。
画像引用元:楽天モバイル
「現在の残容量内訳」の「前月繰り越し」を見れば、前月からの繰り越しデータ(ギガ)容量を確認することができます。
楽天モバイルSIMアプリから繰り越しデータ(ギガ)容量を確認する方法
楽天モバイルSIMアプリから、前月からの繰り越しデータ(ギガ)容量を確認するには、まず楽天モバイルSIMアプリをインストールする必要があるので、「Google Play」または「App Store」からインストールします。
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルSIMアプリがインストールできたら、楽天モバイルSIMアプリを起動しログインします。
画像引用元:楽天モバイル
ログインできたら、「前月繰り越し」という項目で前月からの繰り越しデータ(ギガ)容量を確認することができます。
楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しの注意点
ここまで、楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しについて解説してきましたが、データ(ギガ)繰り越しには下記のような注意点があります。
- 翌々月にデータ(ギガ)を繰り越すことはできない
- ベーシックプランはデータ(ギガ)繰り越しの対象外
詳しくは、下記より解説していきます。
翌々月にデータ(ギガ)を繰り越すことはできない
楽天モバイルでは、使いきれなかったデータ(ギガ)を繰り越すことは可能です。
しかし、データ(ギガ)を繰り越すことができるといっても、延々とデータを繰り越せるわけではありません。
上記でも説明した通り、楽天モバイルでデータ(ギガ)が繰り越せるのは、翌月までと決まっています。
そのため、例えば今月「2GB」が余り翌月に繰り越した場合、翌月まったく高速データ通信容量(GB)を使用しなかったとしても、今月の「2GB」分の高速データ通信容量は翌々月に繰り越すことはできないので、その点は理解しておきましょう。
ベーシックプランはデータ(ギガ)繰り越しの対象外
楽天モバイルには様々な料金プランがあり、その中には「ベーシックプラン」という料金プランがありますが、ベーシックプランに関してはデータ(ギガ)繰り越しの対象外となっています。
というのも、楽天モバイルのベーシックプランはそもそも高速データ通信をすることができないプランなので、高速データ通信容量がありません。
そのため、高速データ通信容量がないベーシックプランでは、データ(ギガ)繰り越しはできないのでご注意ください。
楽天モバイルのデータ(ギガ)繰り越しについて・まとめ
- 楽天モバイルではデータ(ギガ)繰り越しが可能
- 楽天モバイルでデータ(ギガ)繰り越しをするにあたって申し込みなどは不要
- 利用している料金プランの高速データ通信容量(GB)が繰り越しできるデータの上限
- 楽天モバイルでデータ(ギガ)繰り越しができるのは翌月まで
- 楽天モバイル利用中にプラン変更しても繰り越しデータ(ギガ)容量は消失しない
- 繰り越しデータ(ギガ)容量は「メンバーズステーション」か「楽天モバイルSIMアプリ」で確認可能
- 楽天モバイルでは翌々月にデータ(ギガ)を繰り越すことはできない
- 楽天モバイルのベーシックプランはデータ(ギガ)繰り越しの対象外