LINEモバイルでは、SIMカードのみで契約をすれば、自分で用意したスマホをLINEモバイルに持ち込んで使用することができます。
しかし、自分で用意したスマホを、LINEモバイルに持ち込んで使用したいと思っている方の中には、
と気になって調べている方もいるようです。
結論から言うと、LINEモバイルには「持込端末保証」というオプションサービスがあるので、自分で用意したスマホに端末保証をつけることができます。
そこで今回は、
- 持込端末保証とはどういったサービスなのか
- 持込端末保証の注意点
- 持込端末保証の利用の流れ
など、LINEモバイルの持込端末保証について解説していきます。
関連サイト:LINEモバイル
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LINEモバイルは持込端末にも保証をつけることができる
端末保証というと、契約と同時に購入したスマホにしかつけれないというイメージがあるかと思います。
しかし、LINEモバイルには「持込端末保証」というオプションサービスがあるので、LINEモバイルで購入したスマホではなくても端末保証をつけることが可能です。
なので、
と思っている方は、LINEモバイル契約時に持込端末保証に申し込んでみてはいかがでしょうか。
また、下記からはLINEモバイルの持込端末保証のサービス内容などについて、詳しく解説していきます。
LINEモバイルの持込端末保証について
LINEモバイルの持込端末保証について、簡単に説明すると
加入対象者 | SIMカードのみで申し込んだ方 |
月額料金 | 500円 |
対象機器 | 修理:Android端末・iOS端末 交換:Android端末 |
端末交換・修理代金 | 1回目:4,000円 2回目:8,000円 |
保証期間 | 自然故障:メーカー発売日から3年間 落下・水濡れ等:当オプションを解約するまで |
利用回数 | 年2回まで |
保証範囲 | 故障、水濡れ、破損 |
保証上限額 | 50,000円 |
貸出端末 | あり(希望者のみ) |
上記のようなオプションサービスになります。
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持込端末保証はLINEモバイル申し込み時のみ申し込める
持込端末保証に加入したい場合は、LINEモバイル契約時に持込端末保証に申し込む必要があります。
また、持込端末保証はLINEモバイル契約手続き時のみ申し込むことが可能なので、後から申し込むことはできません。
そのため、自分で用意したスマホに持込端末保証をつけたい場合には、LINEモバイル契約手続き時に、持込端末保証に申し込むようにしましょう。
LINEモバイルの契約手続き(申し込み・乗り換え)方法については、下記の記事で解説しているので、そちらもご覧ください。
関連記事:解説!LINEモバイルの申し込み・乗り換え(MNP)方法
持込端末保証の月額料金と修理費・交換費
持込端末保証を利用する場合、「月額500円」の利用料が発生します。
しかし、持込端末保証の月額料金を払ってさえいれば、もしスマホが故障した場合無料で修理・交換をしてくれるわけではありません。
持込端末保証をつけているスマホが故障した場合、持込端末保証の月額料金とは別に
- 1回目:4,000円
- 2回目:8,000円
上記のように、修理・交換を行うたびに、費用が発生します。
更に、LINEモバイルの持込端末保証には保証上限額が設定されています。
保証上限額の「50,000円」を超過するような故障の場合、上記の金額(1回目:4,000円、2回目:8,000円)に加えて、50,000円超過分をユーザーが負担するようになります。
例えば、1回目の故障で「60,000円」の修理費がかかったとした場合、
- 修理費用:4,000円
- 保証上限額超過分:10,000円
- 請求額:14,000円
上記のように、修理費用と保証上限額の超過分を合算した金額が請求されるようになります。
持込端末保証の対象機種
LINEモバイルの持込端末保証の対象となる機種は、
- 修理:Android端末、iOS端末
- 交換:Android端末
上記のようになっています。
修理に関しては、Androidスマホも、iPhoneも対応していますが、端末の交換に関してはAndroidスマホしか対応していません。
もし、iPhoneに持込端末保証をつけてLINEモバイルを利用していて、iPhoneが故障してしまった場合には、端末が交換されることはなく修理での対応となります。
そのため、自分で用意したiPhoneに持込端末保証をつけようと思っている方は、iPhoneは故障しても交換されることはないということは覚えておきましょう。
持込端末保証の保証期間
持込端末保証には、
- 自然故障の場合:メーカー発売日から3年間
- 落下・水濡れ等の場合:当オプションを解約するまで
というように、保証期間が決まっています。
故障内容が「落下・水濡れ等」であれば、持込端末保証を解約するまで保証は継続されます。
しかし、故障内容が「自然故障」の場合は、メーカー発売日から3年間と保証期間が決められているので、その点にはご注意ください。
修理・交換期間中は端末の貸出がある
LINEモバイルで端末の修理・交換を依頼して、手元に修理・交換が完了した端末が届くまで約2週間の時間を要します。
しかし、中には
という方もいるでしょう。
そういった場合には、貸出端末の依頼をしましょう。
持込端末保証をつけているスマホが故障した場合、「LINEモバイル端末保証受付センター」に連絡するようになりますが、その際に端末を貸してほしい旨を伝えれば、後日LINEモバイルから貸出端末が送られてくるようになります。
持込端末保証の交換端末について
持込端末保証をつけたスマホが故障し、スマホが修理ではなく交換になる場合、交換端末はLINEモバイルが保有している交換端末(新品又はリフレッシュ端末)の中から送付されるようになります。
そのため、交換端末が以前使用していたスマホと同じスマホになるとは限りません。
また、交換端末は故障した端末と同じOSの端末に交換されますが、交換端末の指定はできません。
LINEモバイルの持込端末保証にはIMEI登録が必要
LINEモバイルの持込端末保証を利用する場合、持込端末保証に申し込んだだけでは保証が適用されず、「IMEI登録ウェブサイト」に登録をして初めて持込端末保証が適用されます。
もし、「IMEI登録ウェブサイト」に端末情報を登録していないと、持込端末保証の月額料金を支払っていたとしても、持込端末保証は適用されないので、LINEモバイルの持込端末保証に申し込む場合には必ず「IMEI登録ウェブサイト」に端末情報を登録しましょう。
また、IMEI登録は持込端末保証に加入した後に行ってください。
持込端末保証に加入するからと言って、予め「IMEI登録ウェブサイト」でIMEI登録を行うと、持込端末保証の保証対象にならないのでご注意ください。
関連サイト:IMEI番号登録ページ
LINEモバイルの持込端末保証の注意点
盗難・紛失などは保証対象外
LINEモバイルの持込端末保証の保証範囲は
- 故障
- 水濡れ
- 破損
となっています。
そのため、
という場合には、持込端末保証は適用されないので、その点にはご注意ください。
持込端末保証は申し込んだその日に適用されるわけではない
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
LINEモバイルの持込端末保証は、LINEモバイルに申し込んだ月の翌月から適用となります。
例えば、2月にLINEモバイルに申し込み、持込端末保証に加入した場合は、3月から持込端末保証が適用されるようになります。
つまり、LINEモバイルに申し込んで持込端末保証に加入したとしても、LINEモバイルに申し込んだ月にスマホが故障してしまった場合には、持込端末保証は適用されないのでご注意ください。
修理などにより端末に保存されているデータが消去されることも
LINEモバイルの「端末保証オプション」のページによると、
修理または交換時のデータ消去およびデータ保存/移行はお客様ご自身で送付前に必ず行ってください。修理などによって保存されているデータが消去される可能性があり、データの消失・消滅等について当社は一切責任を負いません。
という注意書きがあります。
そのため、もしスマホが故障し修理・交換を依頼する場合、スマホのデータのバックアップはきちんと取っておきましょう。
iPhoneの場合「iPhoneを探す」機能をオフ・初期化する
LINEモバイルの「端末保証オプション」のページによると、持込端末保証をつけているiPhoneが故障してしまった場合、
iOS端末の故障発生時には「iPhoneを探す」の機能をオフにしてから、故障端末を初期化の上、送付してください。
と記載されています。
そのため、iPhoneをLINEモバイルに送る前には、データのバックアップに加えて
- 「iPhoneを探す」の機能をオフにする
- iPhoneを初期化する
上記も行いましょう。
LINEモバイルの持込端末保証を利用するには
事前準備:持込端末保証に申し込む
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
LINEモバイルで、持込端末保証を利用したい場合には、LINEモバイル契約手続き時に、持込端末保証に申し込みましょう。
持込端末保証は、LINEモバイル契約後に申し込むことはできないので、ご注意ください。
関連サイト:LINEモバイル
事前準備:IMEI登録を行う
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
持込端末保証に申し込んだら、IMEI番号を登録しましょう。
IMEI番号を登録しないと、持込端末保証が適用されないため、必ずIMEI番号は登録してください。
関連サイト:IMEI登録ウェブサイト
また、IMEI番号(端末識別番号)は下記の順番で確認ができるようになっています。
- 端末の設定画面から「端末情報」→「端末の状態」→「SIMのステータス」をタップ
※IMEI番号確認方法は、端末のメーカーによって異なります。
- 端末の設定から「一般」→「情報」をタップ
ステップ1.「LINEモバイル端末保証受付センター」に連絡
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
LINEモバイルを利用していて、スマホが
- 故障
- 水濡れ
- 破損
をしてしまった場合、LINEモバイル端末保証センターに連絡をしましょう。
- 電話番号:0120-866-919
- 受付時間:10:00~19:00(年中無休)
※携帯電話、スマートフォンからも利用可能
LINEモバイル端末保証センターに連絡をすると、
- 契約者名
- ログインID
- 電話番号
を聞かれるので、回答できるようにしておいてください。
また、故障してしまった端末はLINEモバイルに送付しなければならず、端末の修理・交換には約2週間ほどかかってしまいます。
そのため、
という方は、貸出端末を依頼しておきましょう。
18時までに受付が完了した場合、
- 返送キット
- 貸出端末(希望者のみ)
を当日発送してもらえます。
ステップ2.LINEモバイルに故障端末を送る
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
LINEモバイル端末保証センター連絡後、返送キットが届いたら、故障端末をLINEモバイルに送ります。
その際、もし故障した端末がデータのバックアップが取れるような状態なら、LINEモバイルに送る前にスマホに入っているデータのバックアップは取っておきましょう。
というのも、故障した端末の修理などを行うにあたって、スマホに保存されているデータが消えてしまう可能性があるためです。
また、故障した端末がiPhoneの場合には、
- 「iPhoneを探す」の機能をオフにする
- iPhoneを初期化する
を行ったうえで、LINEモバイルに送る必要があるので、iPhoneの方はご注意ください。
準備が整ったら、故障したスマホを返送キットに入れて、LINEモバイルに送りましょう。
故障した端末は、LINEモバイル側で診断を行い、その結果は電話で連絡が貰えます。
その結果次第で、修理になるのか交換になるのかがわかるようになります。
ステップ3.修理完了端末または交換端末を受け取る
画像引用元:LINEモバイル「端末保証オプション」
LINEモバイルで故障した端末の修理・交換が完了したら、LINEモバイルから修理完了端末、または交換端末が届きます。
貸出端末を持っている方は、修理完了端末、または交換端末が入っていた箱に貸出端末を入れて、LINEモバイルに返却するようになります。
LINEモバイルの持込端末保証について・まとめ
- LINEモバイルは他社のスマホでも端末保証をつけれる
- 持込端末保証の月額利用料金は500円
- 持込端末保証の対象機種はAndroid端末とiOS端末(iPhone)
- 保証を利用できる回数は年2回まで
- スマホが故障した場合、代わりのスマホを貸出してくれる
- 保証が受けれるのは持込端末保証加入の翌月から
- 持込端末保証を利用するには必ずIMEI登録をする
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