ドコモ・au・ソフトバンクといった大手携帯キャリアには、通信速度制限というものがありますが、LINEモバイルへの申し込み・乗り換えを検討している方の中には、
と、気になって調べている方もいるようです。
結論から言うと、格安SIMであるLINEモバイルにも、通信速度制限は存在します。
そこで今回は、
- LINEモバイルで通信速度制限がかかったらどうなるのか
- 通信速度制限がかかった場合データフリー対象サービスはどうなるのか
- LINEモバイルで通信速度制限がかからないためには
- LINEモバイルの通信速度制限の解除方法
など、LINEモバイルの通信速度制限について解説していきます。
関連サイト:LINEモバイル
Contents
LINEモバイルの通信速度制限について
LINEモバイルには通信速度制限がある
上記でも説明した通り、LINEモバイルにも通信速度制限は存在します。
LINEモバイルには、
- 1GB
- 3GB
- 5GB
- 7GB
- 10GB
といった、高速データ通信容量(GB)が用意されていますが、高速データ通信容量(GB)を使い切ってしまうと、通信速度制限がかかってしまいます。
通信速度制限がかかってしまうと、月末まで通信速度が低速化してしまうので、ご注意ください。
LINEモバイルには3日制限はない?
通信速度制限には、1ヶ月間に使用できる高速データ容量を使い切った場合に制限がかかるタイプと、直近3日間の高速データ通信容量の合計が規定値以上だと制限がかかるタイプ(3日制限)があります。
上記の通り、LINEモバイルには1ヶ月間に使用できる高速データ容量を使い切った場合に、通信速度が低速化する通信速度制限は存在しますが、3日制限は存在するのでしょうか。
LINEモバイルの利用規約を確認してみると、
当社は、一定期間における通信時間が当社の定める時間を超える場合、または一定期間におけるデータ通信量が当社の定める基準を超える場合は、その通信を制限または切断することができます。
引用元:LINEモバイル
上記のように記載されています。
何日間でどれくらいのデータ容量を消費したら、通信制限がかかるのかまでは言及されていませんが、一定期間内のデータ通信量が、LINEモバイルの定める基準を超える場合には、その通信を制限・切断することができると記載されているところをみると、LINEモバイルにも3日制限に近い通信速度制限が存在するということになります。
そのため、LINEモバイルを利用中に、短期間にデータ容量を大量に消費することは避けたほうがいいでしょう。
LINEモバイルで通信速度制限がかかったら200kbpsに低速化する
LINEモバイルは、格安SIMですが通信速度制限があると説明してきましたが、
と思っている方もいるでしょう。
LINEモバイルを使用していて、1ヶ月に使用できる高速データ容量を使い切った場合には、通信速度制限がかかり通信速度が200kbpsに低速化します。
通信速度が200kbpsに低速化すると聞いても、
という方も多いかと思います。
そこで、LINEモバイルで通信速度制限がかかり、通信速度が200kbpsに低速化した場合、どれくらい通信速度が遅くなるのか下記より紹介していきます。
Googleマップ
通信速度制限時に、Googleマップを利用する場合、マップの読み込みにかなりの時間を要します。
そのため、道がわからないといった緊急時には、使い物にならないと思ったほうがいいでしょう。
一度読み込んでしまうとその箇所はスムーズに表示されますが、Googleマップの使用は通信速度制限がかかっていると実用レベルにありません。
YouTubeなどの動画コンテンツ
YouTubeなど動画コンテンツの場合、通信速度制限がかかってしまうと、視聴不可と言っても過言ではありません。
動画を視聴中に、動画が止まるといったことが頻繁にあるので、ストレスを感じるでしょう。
通信速度制限中に、どうしてもYouTubeなどで動画が観たいという場合には、Wi-Fiを活用することをおすすめします。
LINEモバイルのプランによっては、データフリー(カウントフリー)対象サービスにTwitterも含まれているので、Twitterに関しては通信速度制限の影響を受けません。
しかし、「LINEフリープラン」にはデータフリー(カウントフリー)対象サービスに、Twitterは含まれていないため、通信速度制限の影響を受けます。
通信速度制限がかかっていると、ツイートの読み込みに時間がかかったり、またツイートに画像や動画が添付されていると更に表示が遅くなるため、ストレスを感じる方も多いかと思います。
関連記事:徹底解説!LINEモバイルの料金プラン
ウェブ閲覧
通信速度制限がかかった場合のウェブ閲覧に関しては、テキスト中心のサイトであれば問題なく閲覧することが可能です。
ただ、ウェブサイト内に画像や動画が含まれていると、通信速度の遅さにストレスを感じることもあるでしょう。
LINEモバイルの通信速度制限とデータフリー(カウントフリー)について
データフリー(カウントフリー)対象サービスは通信速度制限の影響を受けない
LINEモバイルには、データフリー(カウントフリー)という機能があり、
- LINE
- LINE MUSIC
※データフリー対象サービスは選択した料金プランによって異なる
上記のサービスが、高速データ通信容量(GB)を消費せず利用することができます。
しかし中には、
と思っている方もいるでしょう。
結論から言うと、LINEモバイルで通信速度制限がかかってしまっても、データフリー(カウントフリー)対象サービスに関しては、通信速度が低速化することはありません。
ですが、だからといってデータフリー(カウントフリー)対象サービスは使い放題というわけではなく、データフリー(カウントフリー)対象サービスでも通信速度が低速化してしまうこともあるので、下記より紹介していきます。
関連記事:解説!LINEモバイルのデータフリー(カウントフリー)
データフリー(カウントフリー)対象サービスでも通信制限がかかることもある
データフリー(カウントフリー)対象サービスは、通信速度制限の影響を受けないため、通信速度制限がかかっていても快適に利用することができます。
しかし、データフリー(カウントフリー)対象サービスでも、通信制限がかかることがあります。
LINEモバイル公式サイトによると、
データフリー機能の利用により、他のお客様のご迷惑となるような、大容量のデータの継続的な送受信などを行った場合に、一時的に通信を制限する場合があります。
引用元:LINEモバイル
と記載されています。
つまり、使用方法が他のユーザーの迷惑になると判断された場合には、データフリー(カウントフリー)に該当するサービスでも、通信を制限される場合もあるので注意が必要です。
といっても、継続的に大容量のデータの送受信を行うなどしない限りは、通信制限をかけられることもないと思うので、あまり気にする必要もないでしょう。
LINEモバイルで通信速度制限がかからないようにするには
LINEモバイルには低速モードは存在しない
格安SIMには、低速モードというものが使えるようになっているところもあります。
低速モードとは、自主的に通信速度を遅くするモードのことで、高速データ通信容量の消費を抑えることができるというメリットがあります。
では、格安SIMであるLINEモバイルでも、低速モードを使用することができるのでしょうか。
結論から言うと、残念ながらLINEモバイルには低速モードはないので、自主的に通信速度を遅くして高速データ通信容量(GB)を節約するということはできません。
そのため、LINEモバイルで通信速度制限がかからないようにするには、下記で紹介する方法を試してみましょう。
Wi-Fiを活用する
通信速度制限がかかってしまうと、通信速度が遅すぎてスマホをまともに使用することが困難になります。
そのため、LINEモバイルで通信速度制限がかからないようにするためには、Wi-Fiの利用を心がけましょう。
Wi-Fiを利用することが、通信速度制限を回避する一番の方法です。
特に、「LINEフリープラン」で契約している方は、1ヶ月間に使用できる高速データ容量が「1GB」しかないので、データ容量の消費が激しいYouTubeなどの動画視聴時だけでなく、Wi-Fi環境があるのであれば常にWi-Fiに接続してスマホを使用したほうがいいでしょう。
また、毎月通信速度制限がかかっている状況なら、現在契約しているプランが合っていないと考えられるため、今よりも高速データ通信容量が多いプランに変更することも検討すべきです。
ただ、データ容量を大容量のプランに変更したとしても、動画などデータ容量の消費が激しいコンテンツをWi-Fiに接続せずに視聴していると、いずれは通信速度制限がかかってしまうので、プラン変更後もある程度のデータ容量の節約は必要です。
高速データ通信容量の残量を確認する
今現在、どれくらい高速データ通信容量を消費していて、あとどれくらい使用できる高速データ通信容量が残っているのかといった、データ残量を確認するだけでも高速データ通信容量の節約に繋がります。
そこで、下記からはLINEモバイルのデータ残量確認方法を紹介します。
データ残量の確認方法ですが、まず「LINEモバイル」の公式サイトにアクセスします。
関連サイト:LINEモバイル
画像引用元:LINEモバイル
LINEモバイル公式サイトの「マイページ」をタップします。
すると、ログインIDとパスワードを入力する画面になるので、それぞれ入力し「ログインする」をタップします。
マイページでは、
- データ残量
- 前月繰越
- データプレゼント
- 基本データ量
- データ量の追加
を確認することができ、データ容量はリアルタイムで反映されるようになっています。
または、LINEでLINEモバイル公式アカウントと友だちになり利用者連携をすることで、LINEモバイル公式アカウントのメニューからデータ残量を確認することも可能です。
関連サイト:LINEモバイル
LINEモバイルで通信速度制限がかかってしまったら
LINEモバイルで、1ヶ月間に使用できる高速データ通信容量(GB)を使い切ってしまった場合には、通信速度制限がかかります。
こうなった場合、翌月まで我慢すれば自動的に通信速度制限は解除されます。
しかし、
という方もいるでしょう。
LINEモバイルの通信速度制限は、下記のような方法で解除することができるので、試してみてはいかがでしょうか。
データチャージで通信速度制限を解除する
LINEモバイルでは、通信速度制限がかかった場合、高速データ通信容量を購入して通信速度制限を解除することが可能です。
LINEモバイルでは、
- 0.5GB:500円
- 1GB:1,000円
- 3GB:3,000円
上記の3タイプから、購入するデータ容量を選ぶことができます。
通信速度制限がかかったとしてもこのように救済措置はありますが、高速データ通信容量の購入は月3回までと回数が決まっているので、無制限に高速データ通信容量を購入できるわけではありません。
また、LINEモバイルは月額料金の安さがメリットの1つなので、通信速度制限がかかったからといって、高速データ通信容量を購入するとそのメリットが霞んでしまいます。
そのため、そもそも通信速度制限がかからないように使用したほうがいいでしょう。
また、LINEモバイルで高速データ通信容量を購入する方法については、下記の「LINEモバイルの通信速度制限を解除する方法」の項目で紹介します。
関連サイト:LINEモバイル
データプレゼントを利用して通信速度制限を解除する
LINEモバイルには「データプレゼント」という。LINEモバイルユーザー同士であれば、高速データ通信容量(GB)を贈り合える機能があります。
通信速度制限がかかってしまった場合、LINEモバイルを利用している友達などから、高速データ通信容量を貰えば通信速度制限を解除することができます。
また、LINEモバイルのデータプレゼントについては、下記の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
関連記事:データプレゼントを解説!LINEモバイルはギガを贈りあえる
LINEモバイルの通信速度制限を解除する方法
LINEモバイルで、高速データ通信容量を追加購入し、通信速度制限を解除する方法を紹介します。
まずは、LINEモバイル公式サイトにアクセスします。
関連サイト:LINEモバイル
画像引用元:LINEモバイル「ログイン」
LINEモバイル公式サイトの「マイページ」をタップして、
- ログインID
- パスワード
を入力し、「ログインする」をタップしてマイページにログインします。
画像引用元:LINEモバイル公式サイト
「マイページ」にログインできたら、「データ量の追加」に進み、追加するデータ容量を選択します。
LINEモバイルで、高速データ通信容量を追加購入し、通信速度制限を解除する方法は以上になります。
LINEモバイルの通信速度制限について・まとめ
- LINEモバイルにも通信速度制限はある
- LINEモバイルでは通信速度制限がかかると200kbpsに低速化する
- 通信速度制限がかかっていると通信速度が極端に遅くなる
- 制限を回避するにはWi-Fiの利用などを心がける
- もし制限がかかった場合はデータ容量を追加購入することができる
- 3日制限はないが3日制限に近い通信速度制限が存在する
- データフリー(カウントフリー)対象サービスでも速度制限がかかることもある
関連サイト: